徒然ぜぶらーふ

  コーヒーと自転車散歩と日々徒然

歯は一生モノ。大事です。(其の6)

4/9に次男の大学入学式を終えて、12日から10日間口腔外科に入院してきた。これは備忘録まで。

  1. 手術までの経緯
  2. 入院前準備
  3. 手術前日
  4. 手術当日と術後2日間
  5. 術後3日目以降
  6. 退院と経過
  7. 入れ歯かブリッジかインプラント

 

6.退院と経過

●退院

「ここは私のいるべき場所ではない。このベッドを空くのを待っている人がたくさんいるんだ。もう家に帰ろう」

そう思った私は予定より1日早い退院を決意した。とはいえ、まだまともに歩くことはできない。自販機にコーヒーを買いに往復しただけで結構な距離に感じてしまう。

一人であの大荷物をもってバスに乗って帰るのは至難の業だ。

夫に電話をする。

「ねえ、1日早く退院しようと思うんだけどタクシーで帰っていい?多分3000円くらい」

お伺いを立てると、休みを取って迎えてきてくれるという。それはありがたい。

ここにいると楽でいいわーと思っていたのに、いざ家に帰ると思ったらなんとなくウキウキしてきた。

その晩、4人部屋のうちの3人が75歳以上のシニア部屋になり、夜中に寝言どうしで喋るわ、携帯はマナーモードにしてなくて(できない?)大音量で鳴り響くわ、大変な夜を過ごした。眠れなくてイヤホン入れて音楽聴いて寝た。
あと一晩これかと思うと1日退院早めてよかったなぁと思った。

かくして9日目の朝、無事に退院となった。看護師のみなさん、副看護師のみなさん、先生方。大変お世話になりました。

 

●経過

9日ぶりの我が家はキチンときれいだった。

男子3人の生活で水回りやゴミ出しはどうなっているんだろうと一抹の不安を抱いていたが、そこはさすがきれい好きの夫。すべて問題なくキレイだった。これ、私いなくてもいいんじゃなかろうか?

術後8日の私はどんな感じかというと、顔は黄色と紫で斑、鼻の下は髭みたいな青あざ。ボコボコにされたチンピラみたいな顔である。

そして右の腰骨を削っているので歩行困難。右足をついた後、左足をうまく送り出せないのだ。わざとではないのだが、どうしてもヒョコタン、ヒョコタンと歩いてしまう。

普段は4人分の洗濯物が入ったカゴを持って駆け上がれる階段も、とてもじゃないが無理。息子に頼んで二階へ運んでもらう。

荷物を持って歩くのが難しいのでスーパーも夫を同伴。

でも台所を動き回るのは苦ではないのでご飯の支度は普通にできる。

退院後2日は家を出なかった。

3日目に自転車に乗った。

4日目から毎日20分くらいリハビリという名のご近所散歩を始めた。開脚や柔軟などのストレッチは普通にできる。スクワットも大丈夫。股関節を捻る動きが難しいようなので、毎晩入念にストレッチをしてから寝た。まだお酒は飲んでいない。

5日目に病院へ診察に行って腰骨の抜糸をした。
口の傷も順調で、今後のことについて色々と相談させてもらった。結局インプラントが最善策だという結論になり、病院探しの相談に乗ってもらった。

GWが明けるころようやく違和感なく歩けるようになった。ちょうど手術から1ヶ月くらい。お医者さんが言った通りだったが、感覚的にはずいぶん時間がかかった気がしていた。

足に比べると口の中は問題なかった。前歯で噛み切ることはなるべく避けたが、その他は普通に食事ができた。退院後に診察に行った日からお酒も解禁した。

 

→  入れ歯かブリッジかインプラントか へ続く