徒然ぜぶらーふ

  コーヒーと自転車散歩と日々徒然

歯は一生モノ。大事です。(其の4)

4/9に次男の大学入学式を終えて、12日から10日間口腔外科に入院してきた。これは備忘録まで。

  1. 手術までの経緯
  2. 入院前準備
  3. 手術前日
  4. 手術当日と術後2日間
  5. 術後3日目以降
  6. 退院と経過
  7. 入れ歯かブリッジかインプラント

 

4.手術当日と術後2日間

手術は朝1番で10時から。前日の夜から絶食。朝はスポドリみたいなものだけ出されて飲んだ。

看護師さんが持ってきてくれた服(ほとんど浴衣)に着替えて迎えにきてもらうのを待つ。することもないので必要以上に緊張してきた。しかしこれで20年来の悩みの種とオサラバかと思うとやはりウキウキする。

時間通り看護師さんが来て手術室まで徒歩で移動する。手術室はドラマで見るみたいな場所だった。執刀の先生と助手の先生が二人、麻酔科の先生も二人いて、オペ看護師さんも二人だったかな?とにかく「歯を抜く」にしては大層な人員だった。

麻酔科の先生に酸素マスクを被せられてからはもう記憶がなくて、目が覚めた時には終わっていた。

目覚めたらものすごい喉が乾いていてまず初めに「グチュグチュぺーしたいです」と訴えた。鼻も詰まっていて、口が乾いていて、息ができないくらい苦しい。
顔も腰も痛みはないけど、大分体力を消耗したみたいだ。

ベッドのまま病室に運ばれて、看護師さんたちが色々世話をしてくれる。まずうがいをさせてもらったら口から血だらけの水が出てきた。

看護師さんにお願いして水を2本買ってきてもらったけれど、とにかく喉というか唾液が全然ない感じで口が乾いてしょうがない。昨日、水のペットボトルをいっぱい買っておけばよかったと後悔した。

とにかくグッタリ疲れていて起き上がっている気にもならない。とりあえず眠い。
この後、夕ご飯まで爆睡した。

どうやら腸骨を削っているので車椅子らしい。トイレも看護さんを呼んで連れて行ってもらわないといけなくて不便。
忙しそうで呼びにくいからトイレ行きにくくて、口が乾いて苦しいのに水分補給をためらう。
そんなこともあって翌日も終日変わらずグッタリだった。

グッタリだけど暇なので1ヶ月無料体験のAudebleで「パーク・ライフ」と「夢をかなえるゾウ」を聴いた。

ただ夕方、診察室に呼ばれて診てもらったところ、車椅子は解除で歩行器。自分ひとりでトイレに行っても良いと言われて少し気が楽になった。

そして、その翌日の午前中に勇気をだして鼻を噛んだら血だらけの鼻水がたくさん出たけど、かみおわったら随分とスッキリして息もしやすくなりだんだん食欲も出てきた。

そうなると午後からは体を拭き、着っぱなしだった浴衣を脱いで、レンタルした入院着にお着替えしてかなりスッキリ。本を読む元気も出てきたのでAudibleを途中でやめて「はてしない物語」を読みはじめる。

しかし、嚥下食というやつはどうにも食が進まない(泣)手間がかかっているのは重々承知なのだが、申し訳ないがほとんど手つけず。お腹は空いているのに……あぁ(嘆)

 

→  術後3日目以降 へ続く