徒然ぜぶらーふ

  コーヒーと自転車散歩と日々徒然

梅が満開だった日

多摩サイクリングロードを走っていたら広く梅が満開になっているのが見えたので思わず立ち寄った。

府中市郷土の森、よく知っている場所。子供が小さい頃はよく連れて行った思い出ある公園だ。あそこにあんな大きな梅林があるとは知らなかった。多分今までもみてきたんだろうけど子供を追っかけるの必死だったし、梅と桜の区別もついてなかったんじゃないかな、自分(苦笑)

入場料は市外在住なので300円也。

入り口にあった入場券の券売機はピッカピカのタッチパネル式でとてもカッコイイのに意表をついて現金しか使えない・・・スマホをかざそうとしてワタワタしてしまった(汗)

来週いっぱいまで梅まつりをやっていた。梅まつりマップによると、なるほど多摩サイから見えたのは一番奥の梅園。行ってみるべし。

 

入ってすぐにも梅は咲いているのだが「梅園」という案内板にしたがって右奥へと進む。考えてみれば子供達は左奥の芝生広場と水遊びの池に直行だったからこちら側を歩いたことがないも・・・あれから15年くらいたった今、一人で訪れると全く違う公園に見えて「ああ、私の子育ても終わったのね」と感慨深い(笑)

 

どうやら梅園は一段上がった場所にあるらしい。15、6段の階段を登ると景色がひらけた。おぉ、広い。舗装された通路だけでなく、梅林の中も歩けるようになっている。樹の高さが絶妙で梅の花のトンネルを歩いている気分。平日故に賑わいもそこそこで花を堪能できる。

花粉症で鼻詰まりにも関わらず梅の香が漂っているのが感じられる。へーーー、こんなところがあるなんてホントに知らなかった。歩きながらひとり感動。


平日だがそこそこの賑わい。やはり「まつり」なので誰もいないのは寂しい。

客層は家族連れと高齢者がほとんどだが、オシャレカメラ所持の女子やゴツいカメラ&三脚のおじさんも結構いる。それから写真教室なのだろうか?カメラマンのような人が撮影セットを担いで撮影ポイントなんかを説明しながら10人以上の人を引き連れて歩いていた。

公園にはいろんな人がいる。かくいう私もハンディのアクションカメラで頭上の花を撮りながら歩いているんだから御多分に洩れずだ。

いろんな人いるけど、みんな自分の世界に入っていて干渉するような視線は感じられいのがよい。

 

ぐるりとまわり、最後に懐かしい芝生広場とじゃぶじゃぶ池を通って(この辺りは本当に誰も居なかった)公園を後にした。

日本の暦によると昨日(3/6)は啓蟄。虫たちが春を感じて土から出てくる日とのこと。そして本日、3月の満月は英語でワームムーン。啓蟄と同じ意味合いだ。

満開の梅に包まれて春の訪れと植物の「さあ、いくよ」という勢いを感じた。本当に元気が出た一方でおおらかな気分にもなれた気がする。梅見、できてよかった。

 

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