都立野川公園。
東八道路を挟んで北側が自然味溢れる野川エリア、南側は広い芝生広場と遊具やバーベキュー場もある公園エリア(昔はICUのゴルフ場だったらしい)という2つの表情を持つとても広い公園。
今回はその野川エリアにある自然観察園でプチ尾瀬を感じてきた。
自然観察園は国分寺崖線からの湧水によってできた湿地帯で水路や木道が整備されて雰囲気を出している。いくつか池もある。人も少なく静かでちょっと日常と隔たった気分を味わうことができる。
日々こうやって生暖かい空気を吸いながらブルーライトを放つ小さな画面を凝視することが多いので落ち葉や土を柔らかく踏む感覚や、刺すような冷気を吸い込んで胸がヒヤリとする刺激が心地よい。
季節ごとの花の見頃は入り口近くの案内看板に書いてある。何度来ても散策に飽きることはないだろう。
鳥の鳴き声もよく聞こえる。かなり近いと思って頭上をグルグル見回すがなかなか見つけられない。
野鳥カメラマンの方がポツポツいらっしゃって、みなさん迷彩柄でコートされたバズーカみたいなズームレンズを下げていて本格的。
きっと静かに野鳥を待っているんであろう人にとってスマホをキラキラ反射させながらフラフラ歩く輩はきっと邪魔だろうと思って少しだけ遠慮して静かに歩くように気をつけた(笑)
端から端まで回って30分程度だろうか。すぐ近くを東八道路が走っているので聞こうと思えば車の音が聞こえるが、逆に言えばその程度。木や土の匂いや風の音、鳥の声に包まれて日常から少しだけ離れるには十分な静けさだ。
じっくり植物を観察したり、野鳥を待ったりして1日過ごす人も居るんだろう。野鳥見たり撮ったりするのハマったら楽しそう。やらないと思うけど(笑)
帰りはずっと気になっていたコーヒースタンドに寄ってオリジナルブレンドを一杯飲んだ。湿原散策と自転車とコーヒー。お気に入り三昧の良き日曜日の午前中となった。
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