徒然ぜぶらーふ

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【ポタきりん】平成の名水百選 落合川から黒目川を巡る

合川は東京久留米市内を流れる至って地味な川だ。川幅は幼児が石を投げれば向こう岸に届くほどだし、広い河川敷もない。 そんな地味な川だが環境省が選定した「平成の名水百選」のひとつらしい。それも東京からは唯一の選出。そう言われると興味がわく。

 

川のあるところ遊歩道あり。きっとポタリングしやすい道路が整備されているはずと思って行ってみた。

地図を見るとその北側を流れる黒目川と合流して荒川へと繋がっている。 今回は落合川を下り黒目川との合流地点まで行き、そこから黒目川を上って戻る「黒目川・落合川ジョギング・ウォーキングコース」をグルリと回ることにした。Mapionキョリ測でみると7.5キロほど。自転車なら1時間もかからない距離だ。

エラく賑わっている釣り堀「弁天フィッシングセンター」付近からスタート。

遊歩道は住宅の軒先?公団住宅の敷地内?と思われるほど狭く生活感が溢れている。ママチャリをチンタラ漕ぐくらいの速度がちょうど良い。

護岸はややマイルドでコンクリートの圧が軽め。私が子どもだったら柵を越えて毎日場所を変えながら漁りそうなガサガサスポットをたくさん見かけた。たしかに水が澄んでいるかも。

 

今日の1番の目的地は「落合川いこいの水辺」。夏は川遊びをする子どもや家族連れで賑わうらしいが・・
「え?ここなの?」
到着して戸惑う。季節外れなので芝は枯れているし、誰もいないし。そもそも住宅の軒先にしかみえなくて地味すぎる。

まあ、せっかく来たんだしということで川の側までいってみると、先ほどのボヤキを反省した。
さすが平成の名水。小さくて浅い川なのに流れる水は勢いがあり、川底の石や靡く水草が見えすぎるほどに澄んでいる。
見たところ深さは小さな子供でもジャブジャブ入れるほどで流される心配はない。川沿いのお家は庭先が”ガサガサ天国”ではないか、なんて素敵なんだろう(お母さんは大変そうだけど)。

ほんとうに水がきれいでした

 

その先一部工事中で遊歩道は閉鎖されていたが迂回路を通って折り返し地点に到着した。ここから黒目川を上流に向かって登る。黒目川の方が護岸がハードで風情がない(笑)

川の水もよく見えない。落合川よりさらに地味な遊歩道だなぁと思っていたら桜並木が見える場所があった。来る時期を早まったかな。

 

帰りにチェックを入れていた Tokyo Coffee Roastery Cafe に寄って帰ってきた。

古い公団住宅の商店街の一角をリノベしてある焙煎工房兼カフェ。客層が幅広く、とても賑わっていた。


ひとつ失敗したのは 南沢緑地保全地域(東京の名湧水57選) に寄らなかったこと。今度は春か秋にカフェの再訪と合わせて行こうと思う。

 

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